お便りコーナー「開業届ってどうやって出したらいいの?」

フリーランス会計教室

みなさん、こんにちは!
闘う事務職フリーランスのみなみです!

さて今回は私のブログを見て相談をしてくれた、ペンネーム新坂大魔王さんからのご質問にお答えしたいと思います。

新坂大魔王さん
「フリーランスとして今年から活動しているのですが、開業届をまだ出していません。出した方がいいですか?出した方がいい場合、どうやって出したらいいかも教えてください!」

新坂大魔王さんの場合、提出期限がせまっていることや、今年度の事業収入額や今後のフリーランスとしての活動予定規模などを踏まえて、提出した方がいいですねということになりました。
それではさっそく一緒に開業届を作成していきましょう!

開業届作成ツール「開業freee」

今回はこちらを使用しました。
クラウド会計ソフト「会計freee」でお馴染みfreeeさんのサービス、「開業freee」です!
質問に答えていく感覚で入力できて解説もついていて、かなりわかりやすいのでいろんな方におすすめしています。
しかも入力した情報からをそのまま会計freeeに持っていってくれるのも便利ですね。
公式の「国税庁 [手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続」からでも作成できますが、解説はないので難しそうに感じると思います。
freeeだと自動で記入される部分もありますが完成形は両方同じです。
では次は実際の書式を踏まえて解説していきます。

書き方を図解していきます!

開業届の見本はこちら!

 

では順番に解説していきます。
例によってややこしいので不要なところは端折ります。

①「開業」に○をします。
廃業のときと用紙が同じだから廃業もあるだけです。

②管轄税務署名を記入します。
管轄税務署は「国税庁ウェブサイト」のトップページ右サイドバー「税務署を検索」から確認してください。
この時に調べる基となる住所は④に記入する納税地住所です。
市役所や区役所と違い、各市区町村にあるわけではないのでかならず調べましょう。
例:大阪市淀川区の管轄税務署は東淀川税務署(所在地はお隣りの大阪市東淀川区)

③提出する日を記入します。
提出期限は⑨「開業日」から1ヶ月以内です。

④事業における住所・電話番号を記入する。
区分は、自宅住所なら「住所地」・自宅以外に事務所があってそちらの住所にするなら事業所等にチェックを入れればいいと思います。

⑤個人番号を記入します。
いわゆるマイナンバーのことです。

⑥職業・屋号(ある場合)を記入します。
職業は例えば「Webデザイナー」とか「ライター」とかといった書き方でOKです。
屋号はない場合は空白でOKですし、ある場合はここに記入します。

⑦「開業」に○をします。

⑧基本的には「事業(農業)所得」に○をします。
不動産所得・山林所得の方以外はみんな事業所得でOKです。

⑨開業日を記入します。

⑩「青色申告承認申請書」の有無・消費税に関する「課税事業者選択届出書」の有無をチェックします。
「青色申告承認申請書」については、ぜひ「有」にして同時に提出しましょう。
理由を簡単に言うと「青色申告承認申請書」を提出していることで、「ちゃんと会計処理してその書類も提出してくれたら、65万円分所得金額安く税金の計算するよ!」という制度を使えます。
こちらは提出期限は開業日から2ヶ月以内です。
提出が間に合わなければその年に青色申告の制度が使えないので注意しましょう。
「青色申告承認申請書」については追加で別の書類を書かないといけないので、次回詳しくお話しようと思います。
(freeeの場合はここも自動でできたかもです。)

「課税事業者選択届出書」については、基本的には「無」でOKです。
消費税に関しては、2年前の売上の中で消費税が関係する売上が1,000万円を超えているかどうかによって判定します。
今年開業であれば2年前の売上がないので「無」となります。

⑪事業の概要を記入します。
例えば⑥職業「ライター」をした場合、「Webメディア・雑誌・コーポレートサイトなどでの各種ライティング業務及びサービズ・商号などのネーミングなど」といったような書き方をします。
(あくまで私が想像したライターさんの事業概要なので、適宜ご自身で考えていただければ。)
簡単に言うと⑥の具体的な業務内容を書けばOKです。

⑫給与支払がある場合だけ記入
もしあなたが給与を支払う場合は記入が必要ですが、ただあくまで現段階でなので今給与を支払っていない場合は空白でOKです。
その場合「源泉所得税の納期の特例」とかありますがここでは端折ります。

無事作成完了!

新坂大魔王さん
「できました!あとはこれを税務署に提出すればいいんですね!初めて見る言葉とかいっぱいで不安だったので助かりました!さっそく提出してきます!」

そう言って意気揚々と税務署に向かう新坂大魔王さんであった・・・。

というわけで、よほどのイレギュラーでない限り今回の書き方でOKです!
そしてもう1つの大事な届出書、「青色申告承認申請書」については同様の量になってしまうので次回のブログでまとめようと思います。
(公開したらリンク貼りに来ますね。)

それではまた次回お楽しみに!