ヘアドネーション(髪の毛の寄付)をした話

日常ブログ

2017年9月末にヘアドネーションをしました。
いろんな人に聞かれたり話題になったりするので今回はその話です。

ヘアドネーションとは?

特定非営利活動法人 Japan Hair Donation & Charityがおこなっている活動で、公式サイトでは下記のように説明されています。

頭皮・頭髪に関わる何らかの病気が原因で髪の毛を失い、ウィッグを必要としている子ども達に、医療用ウィッグの原料となる毛髪を間接的に提供すること。
寄付された髪の毛は、当団体によって選別・加工の工程を繰り返したのち、ウィッグとして生まれ変わり、レシピエントの元に届けられています。

簡単に言うと献血のようなものです。

なぜやろうと思ったのか?

当時私は人生で1番髪の毛が長く、降ろしている状態で肩甲骨よりさらに下ぐらいまでありました。
普段は常に高い位置でポニーテールにしていて、スポーツをするときはそれをお団子ヘアにしてからヘアバンドで固定して邪魔にならないようにしていました。
お風呂で洗うのも乾かすのもとても時間がかかり、排水口もすぐに詰まるし掃除機をかけるとかなり落ちていたりしていました。
普段からファッションや美容に疎いので、「切りに行くのめんどうだし、ポニーテール楽だから」という理由でずっと伸ばしていました。

ある日障害福祉関係の活動で知り合った方が、Facebookでヘアドネーションについての他の方の投稿をシェアされているのを発見しました。
普段からその方の投稿はパラスポーツ等私の興味をひく物が多かったので、今回も目に止まったのだと思います。
そこで「ヘアドネーションというのがあるのか」と初めて知り、そこから調べて行き着いたのが特定非営利活動法人 Japan Hair Donation & Charityでした。
ヘアドネーションできる髪の毛の条件は、

31センチ以上の長さがある
引っ張ると切れてしまうほどにダメージがなければ大丈夫
くせ毛などの髪質、年齢、性別、国籍などは問いません!
完全に乾いた髪の毛

というもので、自分で測ったところ31センチ以上ありました。
「これなら今の私がすぐにできることだ」と思い、地元でヘアドネーションに力を入れている美容院を予約しました。

切った当日のこと

当日美容師の方といろんな話をしながら切ってもらいました。
美容師さんいわく、ヘアドネーションをしに来るお客さんがとても多いということ、医療関係・福祉関係の女性が多いことを教えてもらいました。
そこからさらに「献血みたいにもっと広まったらいいですよね」という話になりました。

切ってもらったあとの髪の毛の束を見た時、少し泣きました。
私からすれば切ったあとの髪の毛は正直ごみになってしまいます。
でもその髪の毛があることで、どこかで困っている子供がちょっとでも喜んでくれると思うと感慨深いものがありました。
学校に行けなかった子が行けるようになったり、友達と遊ぶのをためらっていた子が元気に走り回ったり、おしゃれを諦めていた子がおしゃれが好きになったり・・・。
そんな妄想をいっぱいしました。
そこの美容院では美容師さんが提出までやってくれるので、「提出よろしくお願いします」「確かに、届けさせてもらいます」という言葉を交わしてお店を出ました。

実際に寄付した髪の毛はこちらです。

実際にやってみて

今思いだしても、本当にやってよかったと思います。
ベリーショートになって気持ちもスッキリしました。
ロングヘアからベリーショートに突然なったので、周りの人にはびっくりされて「どうしたの!?」ととても声をかけられました。
「ヘアドネーションという髪の毛を寄付するのをしたんです」と伝えると、「そんなのあるんだ!」「それ知ってる!」「私も今伸ばしてるとこ!」などいろんな声が聞けました。

あれから約半年が経って、ちょっと長めのショートヘアぐらいに伸びました。
31センチはまだまだ遠いですが、伸ばしたらまたヘアドネーションをしたいと思います。
私の髪でできた医療用ウィッグを提供された子が、夢に向かって自分らしく生きていってくれればいいなと思います。